13桁のUnixtimeをExcelでTimestampに変換する方法
ツールなどのログにUnixtimeが13桁の数字として出力された経験はありませんか?
この記事では、Excelを使って13桁のUnixtimeをTimestamp形式に変換するシンプルな方法を紹介します。
Unixtimeとは?
Unixtime(またはUNIXエポックタイム)は、1970年1月1日 00:00:00 UTCからの経過秒数を示す整数です。通常は秒単位で表されますが、ミリ秒単位で出力されることもあり、これが13桁の数字になります。
Excelでの変換方法
Excelでは、簡単な計算式を使用してUnixtimeを正確な日時に変換することができます。以下の手順と各数字の意味を詳しく解説します。
- Excelの任意のセル(例: A1)に13桁のUnixtimeを入力します。
- 別のセルに以下の計算式を入力します。
=( A1/86400000)+25569+0.375
この計算式の中で使われる数字の意味は以下の通りです:
- 86400000: 1日は86,400秒です。ミリ秒単位にするとこの数字になります。この数字で割ることでミリ秒単位のUnixtimeを日単位に変換します。
- 25569: Excelは1900年1月1日を日付の基準として使用します。1970年1月1日 (Unixのエポック) までの日数が25,569日です。
- 0.375: この数字は9時間を日単位で表したものです。UTCから日本時間(JST)への変換に使用します。
変換が完了したら、セルの形式を日付/時刻形式に変更すれば、具体的な日時が表示されます。
まとめ
日時が13桁のUnixtimeが出力された場合、Excelの計算式を利用してTimestamp形式に変換することができます。各数字の背景や意味を理解することで、変換のプロセスがより明確になります。この方法を活用すれば、ログ解析やデータ整理を効率的に行うことができるでしょう。
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