説明
Excel VBAでセルのコピー&ペーストの方法を紹介します。
今回実施するコードは非常に簡単なのでぜひ試してみてください!
説明動画もありますので、是非チェックしてみて下さい!
まず、Excelを立ち上げてA1セルに任意の文字を入力します。
(今回はTestという文字を入力しております。)
入力が完了しましたら、今度はコードを書いていきましょう。
『開発』タブから『Visual Basic』を選択します。
コード
セルをコピーする
続いて、コードを打ち込んでいきましょう。
今回はSheet1モジュールに以下のコードをサンプルコードを入力していきます。
サンプルはA1のセルをコピーし、A2セルにペーストするサンプルコードです。
コードをコピー&ペーストしてください!
Sub コピー()
Range("A1").Copy 'A1セルをコピー
Range("A2").PasteSpecial xlPasteValues 'A2セルへ値を貼り付け
End Sub
入力が完了したら実行してみましょう。
以下のようにA1セルのTestがA2セルにコピーされていれば成功です!
いかがでしたでしょうか。
今回は簡単な処理を例として紹介しましたが、たくさんコピーが必要であったり、
人の手だとミスが起きそうな量でも、マクロを組めば簡単に実行してくれます。
以下にPasteに指定する定数の一覧も載せておきますので、ぜひ参考にしてみてください!
名前 | 説明 | |
xlPasteAll | すべてを貼り付ける | |
xlPasteAllExceptBorders | 罫線を除くすべてを貼り付ける | |
xlPasteAllMergingConditionalFormats | 条件付き書式を貼り付ける | |
xlPasteAllUsingSourceTheme | コピー元のテーマを使用してすべてを貼り付ける | |
xlPasteColumnWidths | 列幅を貼り付ける | |
xlPasteComments | コメントを貼り付ける | |
xlPasteFormats | 書式を貼り付ける | |
xlPasteFormulas | 数式を貼り付ける | |
xlPasteFormulasAndNumberFormats | 数式と書式を貼り付ける | |
xlPasteValidation | 入力規則を貼り付ける | |
xlPasteValues | 値を貼り付ける | |
xlPasteValuesAndNumberFormats | 値と書式を貼り付ける |
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